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2020年度のイベント

高校生と先生のための金融経済教育・消費者教育シンポジウム

2021年3月25日

共催
財務省近畿財務局・金融庁・大阪府消費生活センター・大阪府金融広報委員会・大阪私学教育情報化研究会・日本証券業協会大阪地区協会・株式会社大阪取引所・生命保険協会大阪府協会・公益財団法人生命保険文化センター
開催日時
2021年3月25日(木)13:30~16:45
会場
(会場)高校生24名、先生外40名
(オンライン)高校生24名、先生外150名
参加費
無料
定員
(会場)高校生24名、先生外40名
(オンライン)高校生24名、先生外150名

開催報告

今回、初めてハイブリッド形式でのイベントを開催し、会場では約40名、オンラインでは100名程度の参加となりました。第1部の大阪大学・大竹文雄教授による基調講演「将来を考えてリスクと付き合う:豊かに生きるための知識」では、行動経済学の切り口から、将来の利益より現在の利益を重視して行動を先延ばしする心理傾向である「現在バイアス」や、人は無意識に得することよりも損することを避けようとする「損失回避」という概念、あるいは「複利」の怖さなどについて、大変わかりやすくお話しいただきました。参加者からは、「単に将来のためにお金を貯めることについてだけでなく、今後の人生の選択についても考える良い機会となりました」といった感想が聞かれました。

また、第2部の高校生によるワークショップ「資産形成体験ゲーム」では、様々な企業活動とそれにまつわるニュースを踏まえた株価予想、あるいはクラウドファンディングへの参加などを通じ、各班ごとに投資・資産形成を行いました。架空の企業等ではありましたが、株価の変動予想とその結果に、参加者全員が大盛り上がりとなりました。
第3部の先生向けパネルディスカッション「金融経済教育・消費者教育の現状と課題」では、2022年4月から民法上の成年年齢が引き下げられること等を踏まえ、教育現場において今取り組むべき課題と具体的な施策について、活発な議論が展開されました。

基調講演の模様の写真です

  • ワークショップの模様の写真です
  • パネルディスカッションの模様の写真です